風邪引くとどうして熱がでるの?

July 15, 2017

おはようございます!

地球をはぐくむ活動隊、食いしん坊担当のIkukoです。

 

寒い!寒い! シドニーは真冬の季節到来です。

 

さて、寒くなって来て風邪を引く人が増えてきました。

最近自然派ママさんがたくさん増えていて、普段のお食事に気を使ったり、ホメオパシーやアロマを活用している方もたくさんいます。私もその一人ですが、時代は変わりつつあるんだなぁと感じています。

 

ところが、そんな自然派ママでも可愛い我が子がいざ病気になった時、子どもの辛そうな様子はやっぱり見ていられない。 高熱が続いて何かあったら大変!と、心配になる方、たくさんいるんじゃないかな?って思います。

 

私もその一人でした。 でも、身体のしくみを理解出来ればそんな心配が少し和らいで、

どうやって看病して上げたら良いのか自分で判断出来るようになってくると思うのです。
去年書いた、「薬なし!40度越えの発熱」ブログ記事はこちら

 

 

今日は「風邪」について書いてみようと思います。

 

どうして風邪を引くのでしょう?

風邪を引くとどうして熱がでるんでしょう?

全部必要があって身体が反応しているんですよ。

 

 

<ウイルスと細菌>

 

いわゆる「風邪」には、ウイルス性の風邪と細菌性の風邪の2種類があるのはご存知の方も多いと思います。

ではウイルスと細菌はどうちがうのでしょう?

 

 

 

 

 

ここで押さえておきたいのは、

「ウイルスは人の細胞の中に入り込んで増殖する。」と言う点。

つまり、ウイルスが増えて行く為には人の細胞の中に寄生しないと増えないのです。

寄生した人間の身体が死んでしまっては自分たちも増える事が出来ないため、普段は健康な人にウイルス感染した場合、重傷化する心配は余りありません。
 

逆に細菌は菌だけで増殖出来る為、人間の身体が死んでしまっても増える事が出来るので重傷化の可能性があります。

 

細菌性の風邪には抗生物質が有効です。

 

ただし、風邪の9割はウイルス性です。

ウイルス性の風邪には効果的な薬は存在しません。

 

では、ウイルスや細菌などの病原体が身体に入って来た場合、身体のシステムはどのように反応するのでしょう。

 

 

<自律神経と免疫チーム>

 

自律神経については以前の記事を参考にしてみてくださいね。

免疫システムは自律神経の動きと合わせて反応します。

 

免疫システムの中で、細菌を担当している顆粒球などは、交感神経が活発な時に元気に働きます。

細菌は自らの細胞で増殖して行く為、顆粒球などの細菌担当チームは、昼夜問わずに働きます。

高熱が3日ほど高いままで、局所的な炎症が特徴的です。

 

ウイルスを担当するリンパ球などは、副交感神経が活発な時に働きます。

そのウイルスに対する抗体を作って、ウイルスが増殖出来ないようにします。

抗体チームは副交感神経が活発な夜10時から深夜2時に最も活性化します。

抗体チームは体温が高いほど活発になりること。また、ウイルスは38.5度で死滅すること。

これらの理由により、夜中が一番熱が高くなるのです。

 

 

細菌性の風邪

40度前後の高熱が昼夜問わず出て3日は続く。

症状は喉の痛みや腫れ、下痢など局所的。

抗生物質が有効。

 

ウイルス性の風邪

夜中に熱があがり、朝には少しだけ下がる。

3日くらいは夜に熱が上がり、朝に少し下がる状態が続く。

38.5Cでウイルスの増殖が抑えられる。

抗生物質は効かない。

 

 

 

<抗生物質とは>

まず最初に、風邪の9割はウイルス性です。なので、抗生物質は効きません。

細菌性の風邪だった場合抗生物質が有効です。

 

以前は風邪で病院へ行くと「念のために」と言って抗生物質を処方される事がよくありました。

ですが現在は以下の理由で抗生物質を安易に処方する事は無くなって来ています。

 

その理由は

* 耐性菌:
過去の抗生物質の乱用により、抗生物質を投与しても死滅しない「耐性菌」と言う新しい菌が増えています。耐性菌に効く新しい薬を開発しても、またその薬が効かない新たしい種類の耐性菌が生まれ、いたちごっこの状態になっています。

 

* 腸内細菌の乱れ:
近年、腸内細菌が健康の鍵を握っている事が広く知られてきました。 抗生物質は悪い細菌を死滅させますが、同時に腸内細菌も全て乱してしまいます。 一度失われた腸内細菌が元に戻るまでには半年以上かかると言われています。

 

抗生物質を使用する時は、これらのデメリットを踏まえてもメリットが上回ると考えられる場合に使用するべきです。

 

細菌性の風邪の対応には、抗菌作用の強力なオレガノなどの精油やハーブ、マヌカハニーなどの自然療法を知っておくと助けになると思います。

 

 

<感染から自然治癒までのプロセス>

発熱、発熱と言いますが、何度から「発熱」と言うのでしょう。

実は身体が正常に機能する最適な体温は37度です。
本来は平熱が37度ある事が理想的なのです。

 

ステージ1

病原体に感染すると身体は戦闘態勢に入る為に、体温を上げようとします。

血管が収縮しゾクゾクと寒気がしてきます。 
この時はスムーズに体温があがるよう暖かい格好をして布団に入り、体温を上げるサポートをして上げましょう。

 

ステージ2

悪寒がなくなったら体温がピークまで上がったと言う事です。

発熱により病原体の増殖が抑えられ、白血球などの免疫が活発になります。  

このステージで通常の5倍以上のビタミンCを消費するそうです。

 

この時にもし解熱剤を使って体温をさげると、ウイルスは再び活性化して増殖を始め、免疫細胞は逆に失活してしまい、風邪が長引いてしまいます。

 

体温は41.5度を超える事はありません。

脳の体温中枢でコントロールされていて、体温の異常な上昇を抑えているのです。

しっかり熱を出してウイルスを退治する事が、免疫力の強化にも繋がり、早く治癒する近道なのです。

 

身体が病原体と戦っている間は、食事は無理に食べさせないようにしましょう。

「少しでも食べて力をつけないと治らない」と良く言いますが、この期間は病原体と戦う為にエネルギーを使います。その為食欲もなくなるのです。 
この時に無理やり食事をすると消化にエネルギーが使われ治癒の妨げとなります。

 

ただし、脱水を防ぐ為に、水分だけはしっかりとりましょう。

ミネラルを含む海塩を入れた白湯や、梅醤番茶などを少しづつ、こまめに。

スポーツドリンクやゼリーやアイスなどは逆効果なので飲まないでくださいね。

 

ステージ3

病原体との戦いが終わると収縮していた血管が広がって汗をかき、放熱を始めます。

脱水症状にならないよう、ここでも水分はこまめに補給します。

これは体温下降期になるので、スムーズに平熱に戻れるよう、太い動脈のある首のあたりなどを冷やしてあげましょう。

 

*熱が下がりすぎる事もあります。 体力が落ちているので新たな風邪にかかりやすい状態です。平熱に戻って体力が回復するまでは安静にしましょう。

 

 

いずれも病気になったら、その人の様子をじっくり観察しましょう。

顔色はどうでしょう? どこか痛いところ無いですか?

鼻水や痰は出ていますか?何色ですか?

食欲はありますか? 機嫌は良いですか?悪いですか?

唇はかさついていないですか?

水分は取れていますか? 尿は出ていますか?

便秘や下痢をしていませんか?

 

 

ここまで長い小難しい話しを読んでくださって、ありがとうございました。

風邪と身体のメカニズムを知り、

様子を観察し、

何度か看病の経験を積む事で、

 

少こぉーしづつ

お医者さまに行くべきか。

お薬を飲ませるべきか。

お家で様子を見るべきか。

自分で判断出来るようになってくると思います。

 

でも、判断出来ずに心配なときは、信頼出来るお医者さまに診てもらってくださいね。

 

 

 

参考資料

http://www.lila-northeast.org/virussaikintigai.html

https://health-to-you.jp/cold/uirusutosaikinnnotigai3420/

https://matome.naver.jp/odai/2134700990675430101

http://honoka.co.jp/htmls/mame.htm

 

 

自分への戒め。(笑)

 

 

14年前、熱が上がるたびに解熱剤を飲ませて、入院する事になってしまった息子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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