高田先生に会いました⑤

September 26, 2019

 

こんにちは。KoKeBeeアンバサダーの麻里です。

マイクロプラスチックのモニタリング調査、研究をされている東京農工大学の高田秀重先生にお会いしてお話を伺ったときのことをまとめています。

 

高田先生に会いました①

高田先生に会いました②

高田先生に会いました③

高田先生に会いました④

 

 

早くも5回目となった今回は、マイクロカプセルについてのお話。マイクロカプセルは、農薬、除草剤、食品添加物、合成洗剤、柔軟剤、制汗剤、消臭剤、芳香剤などに含まれます。

 

 

マイクロカプセルと農業

 

農薬、除草剤に含まれているマイクロカプセルは、カプセルに入った成分が徐々に放出されます。そのため、散布回数が1度で済み効果が長持ちすることから、使用する農家が増えてきているのだとか……。

 

実は以前、完全無農薬、さらにすべて手作業で、お米を育てる機会があったんです。その時、虫や雑草とうまく付き合いながら、暑さ寒さも関係なしに農作物を育てることの大変さを、身をもって体験しました。「オーガニックがいいよねー!」って言うのは簡単だけど、実際に農作業を経験して、それを生業とする身になって考えると、農薬や除草剤を使いたくなる気持ちも分かります。


それに彼らは趣味じゃなくて生きるため、お金を稼ぐために農業してるんです。少しの虫食いやわずかな大きさの違いが命取りになってしまう日本のマーケットでは、商売を成り立たせるためのプレッシャーだってあるのだろうなと想像してしまいました。

 

でもだからといって、農薬や除草剤をバンバン使ったほうがいいと思っているわけでは決してないですよ! やっぱりできるだけオーガニックに近づけるようにはしたいです。そのためには、こうして困っている農家さんたちをサポートできるような仕組みが何かがあったらいいなぁとは思います! それがお金なのか、人手なのか、環境なのか、種なのか、意識なのか、私ひとりではまだ簡単に答えは出ないのだけれど……。
 

 

マイクロカプセルとフレグランス

このマイクロカプセル、冒頭で書いた通り、食品添加物、合成洗剤、柔軟剤、制汗剤、消臭剤、芳香剤などにも含まれることがあります。合成洗剤や柔軟剤の芳香剤は、今や「香りの害・香害」としてメディアでも取り上げらるようになりましたが、それでもまだドラッグストア行けば、ものすごい種類の商品が並んでいるのを目にしますよね。そもそも日本で「衣服への香り付け」が流行り始めたのは、ドラム式の洗濯機が日本上陸したからなのですが……、これについては説明し始めるとキリがないので、また改めて記事にしますね。

 

さて話をマイクロカプセルに戻します。こうしたマイクロカプセルが入った合成洗剤や柔軟剤で洗濯すると、当然排水されてやがて海に流れ着くのは想像できますよね?

 

その一方で、そのように流しきれずに衣服にくっついたままのカプセルがあるのですが、これがまた曲者。「本領発揮!」と言わんばかりそのまま衣服の表面上に居座り続けたり、摩擦で香りと一緒に空気中に放出されていってしまいます。そして空気中に放出されたマイクロカプセルは、肺や気管支へダイレクトに届き、身体の不調につながるのです。
 

持続性がいいのが売りなマイクロカプセル。お気に入りのほのかな香りに包まれたまま♡ というウットリするような効果の裏で、常に香料やマイクロカプセルに含まれた有害物質が吸い込み続けられている身体の方へは負担がかかっているというわけなのです。それは、そうした柔軟剤や合成洗剤を使ってお洗濯をしている限り、続きます。さらにマイクロカプセルの材料がポリウレタンの場合、イソシアネートという極めて危険な物質が環境中に放出される可能性もあるのだとか。

 

広告上でイケメン俳優やきれいな女優さんが華麗に宣伝をしているのを見ると、ついつられて買ってしまいたくなることもあるかもしれません。だけど、本当にきちんと香りの成分やマイクロカプセルのことを理解することができたなら、それでもどうしても使い続けたいと思う人ってそんなにいないんじゃないかなぁ?と思うのですが、皆さんはどうですか? 環境にも身体にも、そんな働きをする成分がびっしりまとわりついたようなお洋服を、自分の子どもに着せたいって思いますか?

 

マイクロプラスチックと排水

最後はマイクロプラスチックと排水の関係について。化学繊維でできた衣服を洗濯するだけでもマイクロプラスチックは放出されていくことはご存知ですか? 1着のフリースを1回洗濯すると、約2,000本のマイクロプラスチック繊維が排水されるといわれています。

 

昔フリースが流行していた時(今も流行っているのかな?)、私も「ペットボトルをリサイクルしてるなんてエコじゃん! しかも温かーい!!」と思って喜んで購入したことがありました。当時は、まさか自分が着ているものを洗濯するだけで海を汚染しているとは考えもしませんでした。

 

「プラスチック製品はリサイクルすればいいってわけじゃない」。その理由が、ここにもあります。リサイクルは、本当にほんとうに、「最終手段」でしかないのです。高田先生いわく、「ケミカルのリサイクル」という概念自体が、もってのほかなんですね。


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。やっぱり何事も、まずは知ることが大事かなって思います。こんなことも理解したうえで、お互いに最善のチョイスをして、暮らしていきましょう♡

 

ということで「高田先生に会いました⑤」は、これにて完、です! このシリーズも、とうとう次で最後かな。まとめにとりかかろうと思います!

 

おまけとミニ宿題

あっ! 書き忘れてしまいましたが、そういえばマイクロプラスチックは、食品ではチューインガムなんかにも含まれているのです。食べてもいいものなのか、食べちゃいけないものなのか……。それはもしよかったら、この機会にご自身でもちょっと調べてみてくださいね!

 

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一枚のラップが教えてくれたのは、

 

丁寧に暮らすこと周りに感謝すること

 

大地とつながること

 

使えば使うほど愛に溢れた、

 

新しい自分に会える こけびーラップ。

KoKeBeeは、オーストラリアのシドニーを活動拠点とした食品保存用みつろうエコラップの会社です。オーガニックのホホバオイルとミツロウ、天然樹脂を布にしみこませた食品用ラップを通して循環型の社会、自然と人間の共存を提唱、目指しています。

 

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